『メイドインアビス』の音楽担当、オーストラリアの音楽家ケビン・ペンキン氏インタビュー 海外の反応

シェアする

スレッド「インタビュー:メイドインアビスの作曲家ケビン・ペンキン(kevin penkin)」から引用。

注釈ちゃん
ケビン・ペンキンはオーストラリアの作曲家・音楽家です。メイドインアビスの音楽を担当してました。海外では前々から「アニメのBGMを担当する謎のオーストラリア人」としてソコソコ有名でしたが、メイドインアビスを担当したことでさらに有名になったようです。この記事は海外の記者にペンキン氏がインタビューを受けていたようでしたので記事を一部翻訳、それについての反応を載せました。
不明 (スレ主)

インタビュー:メイドインアビスの作曲家ケビンペンキン

アニメの制作関係者にインタビューする時、それが日本国外の人物であることは少ないだろう。さらにその人物がオーストラリアに住んでいるということも一般的ではない。今年、ケビン・ペンキンによって作曲されたメイドインアビスの音楽は高い評価を受け賞賛されている。レグとリコがアビスを進むに連れて世界観がどう構成されているかを伝えるのに大きな役割を果たしていたのは間違いない。筆者自身メイドインアビスの大ファンではあるが、私は彼のキャリアと仕事がどうなっているのかインタビューを申し入れた。

Q.あなたのいままでの関わってきた全てのアニメ音楽作品はキネマシトラスと一緒だったようです。どうやって彼らとともに仕事をしたのですか?
ケビン・ペンキン氏:私たちは『Under The Dog』というプロジェクトに参加した時にキネマシトラスに出会いました。このプロジェクトはKickstarterで30分間のOVA作品の制作に資金提供するもので、短い時間で875,000ドル(約9800万円)を調達しました。それ以降、私たちは「ノルン+ノネット」や「メイドインアビス」と言った他のプロジェクトで素晴らしい関係を築いていきました。

Q.将来、キネマシトラスの他の作品でもアニメの音楽に取り組むことはありますか?
ケビン・ペンキン氏:それは素敵ですね。完全に自分には及ばないことですが素敵だと思います。私はアニメ業界について非常に熱を入れているのでアニメ関係の仕事をさせてもらえることに非常に感謝しています。他の会社で別のプロジェクトを任せて貰える機会があったなら素晴らしいことだと考えています。

Q.最初、メイドインアビスの仕事を受けた時にどう思いましたか?原作は読みましたか?
ケビン・ペンキン氏:原作の4冊が資料として与えられました。読み初めてすぐさまメイドインアビスの世界に引き込まれました。それが作曲の初期段階で、ここに音楽を入れたら興味深いだろうというシーンを見つけていきました。

Q.メイドインアビスの他のスタッフで、最も接触したのは誰ですか?どのような質問をしましたか?
ケビン・ペンキン氏:私は日常的に飯島弘光氏という音楽監督と話をしています。音楽の大半を作った数週間後、小島さんや小笠原さんとミーティングを開き、どうなっているのか話し合いました。何か問題がある場合や変更が必要なことは議論しました。音楽を録音、ミックス、そしてファイナライズの準備が整うまでこのプロセスを繰り返しました。

Q.メイドインアビスの音楽を作ることに関してどのような指示を受けましたか?またどのような資料をもらいましたか?
ケビン・ペンキン氏:まず漫画本を全巻、そして参考になるであろう沢山の背景とコンセプトアートを貰いました。ヴィジュアル的なカラーパレットと音楽の「カラー」パレットを一致させることが私にとっては本当に重要な事でした。例えば、前景と背景が並んでいる様子をみると、「これは小さな楽器を組み合わせた音楽だな」という風に決めていきました。巨大な場所を冒険するリコとレグのメタファーにもなるように意識しました。

Q.オーストラリア人の名前をアニメのエンドロールで見ることはあまりありません。これから日本国外のミュージシャンが参入していくことがあり得るでしょうか?
ケビン・ペンキン氏:あなた(インタビュアー)と私は恐らく同じ年齢ぐらいでしょう。つまり私達は「ドラゴンボールZ」をTVで見て育った人間です、そうでしょう?実はドラゴンボールでも英語吹き替えか、オリジナルの日本語版かによって異なる音楽を使っていました。だから私はオリジナルの菊池俊輔氏のドラゴンボールの音楽ではなくブルース・フォールコナー氏のドラゴンボールの音楽を聞いて育ったのです。
他にも以前から同じことをしています。Blood+はガブリエル・ロベルト氏によって、ZETMANはエバン・コール氏によって音楽が制作されました。
つまり外国人のミュージシャンを起用するというのは昔からかなり多くあったことなのです。もちろん、これから更に増えていくかもしれません。

Q.今日のアニメ音楽の作曲家とコラボレーションする機会を与えられたなら誰としたいですか?
ケビン・ペンキン氏:これは興味深い質問ですね。正直に言って一緒に制作するよりは経験豊富な方に教えていただきたい。例えば攻殻機動隊の音楽を担当しているコーネリアス(小山田圭吾)、残響のテロルの音楽を担当している菅野よう子氏とできたら素晴らしいことだと思います。ああ、そう言えば数日前に『ブレードランナー2020』の音楽担当がフライング・ロータス氏だと発表されましたが、一緒に取り組みたいと思いましたね(笑)

Q.メイドインアビスは今年最も高く評価されているアニメの一つだと認識されています。それについてどう思いますか?
ケビン・ペンキン氏:それについてどれぐらい嬉しいか、言葉にできないほどです。とにかくメイドインアビスの音楽を書くのは難しかった。本質的には実験的な要素がかなり組み込まれており、多くの人の助けと労力が必要でした。仕事した人と一緒に大喜びしています。

Q.今回はありがとうございました。アニメに携わる次の作品を楽しみにしています!
Thank you!

animenewsnetwork

Interview: Made in Abyss Composer Kevin Penkin

女性
うーんこれは面白い。感覚的なことをも含めて色々なことを考えながら作曲していたのね。

不明
この人が制作した音楽は人々をアニメに引き込むのに重要な役割を果たしていたと思う。本当に魅力的で神秘的な曲が多かったから。2期でも担当してくれることを願ってる。

不明
彼がメイドインアビスのために制作した「Hanezeve Caradhina」のトラックはめちゃくちゃ長いこと聴いているよ。この音楽は8話のために作られたような音楽だ。ボーカルも含めて本当に素晴らしい。

 ↑ 不明
 ファック・・・これは本当に鳥肌が立つ。原作の漫画も大好きだが、こういうのはやはりアニメじゃないと出来ないよな。

 ↑ 不明
 ボーカルが凄い興味深い。意味がぜんぜんわからないのに何かが伝わってくる。

  ↑ 不明
  これはアニメのことじゃないけど。Nier: Automata(ゲーム)のボーカルが入った音楽は「カオス言語」と呼ばれている。意味はないが何か素敵な感じがする言語。

  ↑  男性 オランダ
   たしか梶浦由記も同じことをしていたな。

不明
『Under the Dog』がメイドインアビスの素晴らしい音楽に繋がったというのはちょっとニヤリとした。

『Under the Dog』(アンダー・ザ・ドッグ)はCreative Intelligence Artsによるアニメ作品。

2014年のOTAKON 2014で制作が発表され、8月9日から30日間でKickstarterにて1万2,157人から目標を遥かに上回るアニメ作品としては史上最高の87万8,028ドルを集めた。

また、一般公開向けの作品については2016年の春に完成予定。2015年10月現在、公開するメディアについて現時点では不明。
Under the Dog

 ↑ 不明
 キックスターター唯一の功績かもしれない。

 ↑  男性 アメリカ ニュージャージー州
 900,000ドルの価値があったよな!・・・みんな・・・みんな?
 『Under the Dog』に25ドル投じた自分としてはメイドインアビスに素晴らしい音楽が付いたことのほうが『Under the Dog』より遥かに価値があるよ。本当に遅い報酬だったが・・・。

男性 カナダ
細部細部から情熱が伝わってきて面白かった。

男性
ケヴンはかなりアニメに精通しているようだな。
やはりアニメはアニメ好きが制作に関わってもらわないといけない。

男性 ドイツ
素晴らしいインタビュー。素晴らしいアニメにはやはりそれなりの労力がかかっているとよくわかった。

シェアする

フォローする

関連記事

『『メイドインアビス』の音楽担当、オーストラリアの音楽家ケビン・ペンキン氏インタビュー 海外の反応』へのコメント

  1. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 15:54:25 ID:1d788619e 返信

    面白かった

  2. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 15:55:40 ID:cdfab4e72 返信

    何のアニメだか忘れたがスウェーデン人が音楽担当してたな
    監督や脚本は日本語能力不可欠だけど音楽は才能さえあれば外国人でも問題ないからハードルは他と比べて低いだろうな

    • 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 19:16:38 ID:d7a7792be 返信

      学戦都市アスタリスクのラスマス・フェイバーね
      あの人も子供の頃から日本のアニメ見てる作曲家だから、完全にアニオタと呼んで良いレベル

  3. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 16:28:16 ID:c298b4ca3 返信

    ようつべ見る限り日本人歌手ハナモゲラ語のHanezeve Caradhinaが特に海外人気高いよね
    個人的には英語歌手のUnderground Riverのが好きなんだけど
    ここらへんはどっちを母国語にしてるかで印象が全然違うんだろうなあ

  4. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 16:51:37 ID:dff726a2e 返信

    背景も作中BGMもOPEDも作品にマッチしてて素晴らしかったわ

  5. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 16:57:17 ID:970fb9591 返信

    エバン・コールは結構アニメ手掛けてるよね
    このペンキンさんのBGMかなり良かったから活躍して欲しいねえ

  6. 名前:  投稿日:2017/10/05(木) 16:58:45 ID:3aa8f143b 返信

    これは良記事

  7. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 17:05:08 ID:8aec74505 返信

    翻訳ありがとうございます! おかげでやっと溜飲が下がりました
    サントラを買えば、何かしら彼のことが書いてると期待していたのに
    開けてみれば一行も無い!度し難い仕様に悶絶した人は多かったのではw

  8. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 17:41:04 ID:e52be8606 返信

    こういうのがグローバル化するといいね
    海外の人も宣伝してくれるし
    これが日本の未来のアニメのあり方なのかもな
    いろんな国の人や作品が交じり合って日本で新しい作品を産む

    日本のアニメの未来は明るい!そう信じたい

  9. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 17:56:25 ID:8a626d01a 返信

    ありがとうオーストラリアンペンギン

  10. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 18:01:06 ID:c09165cd9 返信

    アンダーザドッグはクールで放送するのも目標にしてるみたいな話聞いたような気がしたけど結局ぽしゃったのかな?
    PVの作画の力の入れっぷりが凄くて一時期クラウドファンディングで盛り上がってたけど

  11. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 18:04:23 ID:ca24749f3 返信

    おっさんなのにノルンノネット当時毎週見て完走したわ、音楽が良くて
    ストーリーとかは全然覚えてないけど劇中音楽は覚えてる

  12. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 20:46:45 ID:a72808dea 返信

    ラグランジュの曲も好きだった
    あれも外人さんだよね?

  13. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/05(木) 22:19:16 ID:c56a67e5c 返信

    海外アニメを見てると音楽分野相当進んでるなあと感じる
    ミュージカルアニメとか日本にゃなかなか無いしね

    • 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 01:22:15 ID:cd3724082 返信

      ディズニーなんてミュージカルアニメばかりの印象
      特に昔のフルアニメーション
      でもそれ進んでると言えるんか?
      画期的でも何でもないじゃん

  14. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 03:25:57 ID:b5730a9a0 返信

    日本のアニメの吹替え版でオリジナルのBGM使わずに別の曲に差し替えるってどうなの?
    作品に対する侮辱としか思えないんだが…
    ディスニー版のラピュタとかそんな感じで酷評だった記憶

  15. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 03:52:27 ID:5ee56d79a 返信

    アビスの曲はほんとに良かった

  16. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 04:32:53 ID:04f043477 返信

    印象的なシーンでハッとするような曲が流れることでより深く心を動かされる作品だった

  17. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 07:31:45 ID:a6e053980 返信

    最終回EDの曲なんて映像に合わせて作ってるとしか思えないもんな
    映画音楽の手法やでホンマ

  18. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 11:16:42 ID:35bd4e097 返信

    最近はメカデザインも海外の方がやってたりするよね
    ロマン・トマさんとか好きだわあ

  19. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/06(金) 11:55:22 ID:d5ab2a5ed 返信

    この人めっちゃ才能あるよなぁ
    他の作品の提供曲も外れがないよ
    原作を読み込んで制作してくれるのも素晴らしい

  20. 名前:名無し 投稿日:2017/10/06(金) 19:57:15 ID:f42546688 返信

    初めてこの人の名前を見たとき、ケビン・ペンギンと脳みそにインプットされてしまったので、間違ってるとわかっててもペンキン氏と思えない・・・。

  21. 名前:なお 投稿日:2017/10/06(金) 20:37:26 ID:1481925d9 返信

    まあ、アニメ曲はたいていどの作品でもいいの多いよ
    日本は幼少期から音楽や楽器に触れる機会多いし
    専門書もあるし、手習いでピアノとか習ってる人も多いし
    楽器も安いし、メンテナンスも行き届いている
    進学に関しても音楽学校が多いし、まあ卒業後はキツイけどね
    だから上手い人が多い、絵なんかも同じだよね
    最近の音付けてる人は、コンピュータにも強いから
    すぐうまくなるし、アレンジや細かいとこや曲つくりがソツなくうまいよね

    逆に、昔の人は自分でオケのスコア作れるくらいの人も多かった
    (羽田健太郎氏とか)

    アビスのは、外国人がつくったからどーとかじゃかくて
    なんか(低音が少ないっていうか)透明度が高いって感じかなぁ

    まあ、おいらは音感ないから説得力ないが…

  22. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/08(日) 01:37:56 ID:3bafbba3d 返信

    ちなみにケビンのお気に入りのキャラはナナチとボ卿らしい
    二期やるならボ卿に使われる楽曲はかなり気合入れそう

  23. 名前:名無しさん 投稿日:2017/10/08(日) 01:59:10 ID:c646e6a94 返信

    曲聴いてきたけど
    鬱蒼とした曲調の感じがDODを思い出させる

  24. 名前:  投稿日:2017/10/09(月) 19:01:11 ID:39c16809d 返信

    海外の方がシューゲイズやダークアンビエントは一歩先に行ってるのは
    事実だから物凄いアニメとしては新しい表現の一つとして新しい一歩な気がした。
    サウンド的には灰羽連盟やガングレイブとかも上げる人いるけどやっぱり
    あれも日本のアニメ的な曲なんだよね。(悪い意味じゃなくて表現的にね)

  25. 名前:名無しさん 投稿日:2018/01/02(火) 00:36:40 ID:e4b8c4bed 返信

    ニュージーランドに修学旅行で行った時DBZマジで流れてた。
    あとNHKの大河かな